共栄火災の個人向け自動車保険が「KAPくるまる(総合自動車保険)」です。
KAPくるまるの特徴は、対人・対物・人身傷害といった基本補償だけではありません。
車の使用目的による保険料差がなく、保険期間中に使用目的が変わっても通知が不要という、他社ではあまり見られない仕組みがあります。
さらに、ロードサービス「助っ人くん」、ALSOK現場急行サービス、ペット向け特約「くるまるペットくん」など、共栄火災独自のサービスも用意されています。
・事故受付:24時間365日
・ロードサービス「助っ人くん」:原則すべての契約にセット
・レッカー・引上げ費用:通常15万円まで
・指定修理工場等への搬送:事前連絡で距離無制限
・15万円で搬送できる目安:自家用普通乗用車で約200km
・故障現場修理:30分以内
・ガス欠時燃料:10L・年1回
・緊急時移動費用:1名2万円まで
・宿泊費用:1名1万円まで
・KAPくるまる・ワイドの移動費用:1名5万円まで
・KAPくるまる・ワイドの宿泊費用:1名3万円まで
・弁護士費用:300万円まで
・法律相談費用:10万円まで
・ペット治療費:1匹5万円まで
・ペット葬祭費:1匹10万円まで
・ペット預託費用:1匹10万円まで
この記事では、共栄火災「KAPくるまる」について、補償内容、ロードサービス、事故対応、ALSOK現場急行サービス、ペット補償まで、具体的な金額・距離・時間・回数を交えて詳しく紹介します。
本記事は2026年10月時点で現行のKAPくるまるを基準にしています。共栄火災では2026年12月1日以降始期契約から商品改定が予定されているため、契約時には最新のパンフレット・重要事項説明書・約款をご確認ください。
共栄火災「KAPくるまる」の特徴を数字で確認
まず、共栄火災の自動車保険で確認しておきたいポイントを一覧で見てみましょう。
| 項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 事故受付 | 24時間365日 |
| ロードサービス | 原則すべての契約にセット |
| レッカー・引上げ | 15万円まで |
| 指定先への搬送 | 距離無制限 |
| 故障現場修理 | 30分以内 |
| ガス欠燃料 | 10L・年1回 |
| 移動費用 | 1名2万円まで |
| 宿泊費用 | 1名1万円まで |
| 弁護士費用 | 300万円まで |
| 法律相談費用 | 10万円まで |
共栄火災では、ロードサービスだけでなく、事故後の移動・宿泊・ペットまで補償やサービスを広げられるのが特徴です。
KAPくるまるは使用目的による保険料差がない
多くの自動車保険では、「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」といった車の使用目的によって保険料が変わります。
共栄火災のKAPくるまるは、この考え方が異なります。
・車の使用目的による保険料差なし
・保険期間途中で使用目的が変わっても通知不要
たとえば契約時は主に休日利用だった車を、途中から通勤にも使うようになった場合でも、使用目的変更の通知は不要です。
車の使い方が変わりやすい人にとって、契約管理がシンプルなのは大きな特徴です。
対人・対物賠償は無制限が基本
KAPくるまるでは、対人賠償責任保険と対物賠償責任保険が基本補償としてセットされます。
共栄火災では、対人・対物ともに、
保険金額は無制限
で補償する設計です。
重大事故では人身事故だけでなく、店舗・高額車・設備などへの事故でも賠償額が大きくなる可能性があります。
対物超過修理費用補償特約は自動セット
相手の車が古い場合、車の時価額より修理費が高くなることがあります。
KAPくるまるでは、こうしたケースに備える「対物超過修理費用補償特約」が自動セットされます。
単に対物賠償を無制限にするだけでなく、時価額と修理費の差まで考えた設計になっています。
人身傷害保険も基本補償としてセット
KAPくるまるでは、人身傷害保険も基本補償としてセットされます。
自動車事故によって自分や同乗者などが死傷した場合に、治療費、休業損害、精神的損害など、約款に基づく損害額を補償します。
さらに、人身傷害の補償範囲を広げる特約や、傷害一時金を追加する特約なども用意されています。
共栄火災の車両保険
KAPくるまるでは、自分の車への損害に備える車両保険を追加できます。
衝突・接触、盗難、飛来物、火災、台風など、契約する補償タイプに応じて幅広い損害に備えられます。
車両保険を付ける場合には、代車費用補償特約や、車対車・動物全損時一時金特約などを組み合わせることもできます。
ロードサービス「助っ人くん」は原則すべての契約にセット
共栄火災のロードサービスが「助っ人くん」です。
原則として、共栄火災の自動車保険契約にはロードサービス「助っ人くん」がセットされています。
事故・故障などで車が自力走行不能になった場合のレッカー搬送や、現場での応急修理などを利用できます。
受付は24時間365日です。
レッカーは15万円まで・指定先なら距離無制限
事故や故障で契約車両が自力走行不能となった場合、車両搬送・引上げ費用補償特約によりレッカー費用などを補償します。
通常の限度額は、
合計15万円まで
です。
自家用普通乗用車で、引上げ作業を行わず搬送だけを行った場合には、約200kmが15万円で搬送できる距離の目安と案内されています。
ただし、さらに重要なのが事前連絡した場合です。
事前に「くるまるNAVI」または専用窓口へ連絡し、共栄火災が指定する修理工場等へ搬送する場合は、15万円を超える費用も共栄火災が負担し、搬送距離は無制限になります。
レッカーが必要な場合は、自分で業者を手配する前に共栄火災へ連絡することが重要です。
故障現場修理は30分以内・ガス欠は10L年1回
助っ人くんでは、車が自力走行不能となった場合に現場での緊急修理も受けられます。
| トラブル | 主な対応 |
|---|---|
| 現場修理 | 30分以内 |
| バッテリー上がり | 点検・ジャンピング |
| 鍵閉じ込み | 鍵開け |
| パンク | スペアタイヤ交換・点検 |
| ガス欠 | ガソリン10L・年1回 |
オイル漏れ点検、バルブ・ヒューズ取替え、冷却水補充などにも対応します。
燃料代、オイル代、部品代などは自己負担となる場合があります。また、サービス利用には原則として事前連絡が必要です。
事故や故障後の移動費用は1名2万円まで
事故や故障で車が自力走行不能となった場合、助っ人くんでは帰宅または目的地までの移動費用もサポートします。
通常の限度額は、
1名につき2万円まで
です。
タクシーやレンタカーを利用する場合は、1台につき2万円が限度です。
宿泊費用は1名1万円まで
事故や故障で車が動かず、その日のうちに帰宅できない場合には、宿泊費用サービスを利用できます。
通常の助っ人くんでは、
1名につき1万円まで
です。
旅行中や遠出の途中で車が動かなくなった場合には、レッカーだけでなく移動・宿泊まで確認しておくと安心です。
車両保険+代車特約で「KAPくるまる・ワイド」に拡張
KAPくるまるで車両保険と代車費用補償特約をセットすると、ロードサービスが「KAPくるまる・ワイド」としてグレードアップします。
| サービス | 通常 | ワイド |
|---|---|---|
| 移動費用 | 1名2万円 | 1名5万円 |
| 宿泊費用 | 1名1万円 | 1名3万円 |
車両保険と代車特約を付ける人は、単に代車費用だけでなく、ロードサービス自体も手厚くなる点を確認しておきましょう。
代車費用特約を付けるとALSOKが事故現場へ急行
KAPくるまるでは、代車費用補償特約をセットすると「ALSOK現場急行サービス」の対象になります。
相手方のいる事故で、事故現場から連絡してサービスを希望すると、ALSOKの対応員が事故現場へかけつけます。
・契約車両の保全・写真撮影
・救急車の手配
・ロードサービスの要請
・事故解決までの流れの説明
・警察連絡の助言・サポート
代理店型の保険ですが、事故現場にALSOKの対応員が実際にかけつけるという分かりやすいサポートがあります。
弁護士費用は300万円・法律相談は10万円まで
共栄火災では、もらい事故などで相手方へ損害賠償請求する場合に備える弁護士費用の特約を選べます。
| 項目 | 限度額 |
|---|---|
| 弁護士・司法書士報酬、訴訟費用等 | 300万円まで |
| 法律相談費用 | 10万円まで |
自分に責任がない事故では保険会社が示談交渉できない場合があるため、弁護士費用補償は重要です。
「くるまるペットくん」は犬・猫の事故まで補償
共栄火災ならではの特約が「くるまるペットくん」です。
対象となるペットは、家庭で飼育している犬・猫です。
| 補償 | 限度額 |
|---|---|
| 事故によるペット治療費 | 1匹5万円まで |
| ペット葬祭費用 | 1匹10万円まで |
| 死亡時の臨時費用 | 1匹3万円 |
| 飼い主入院時のペット預託費用 | 1匹10万円まで |
ペットの治療費や葬祭費は、事故の日から30日以内の費用など所定の条件があります。
また、ペットの治療・死亡補償は、飼い主や家族も同時に受傷して人身傷害保険の支払対象になることなどが条件です。
犬や猫をよく車に乗せる家庭では、他社との差が出やすい独自特約です。
家族や友人が運転していてもロードサービスを利用できる
助っ人くんは、記名被保険者本人が運転しているときだけのサービスではありません。
正当な権利者の承諾を得て契約車両を利用している場合には、
・契約車両の運転者
・契約車両の同乗者
がサービスを利用できます。
家族や友人が運転する機会がある家庭では確認しておきたいポイントです。
共栄火災のメリット
・使用目的による保険料差なし
・途中で使用目的が変わっても通知不要
・ロードサービスは原則全契約にセット
・レッカーは通常15万円、指定先なら距離無制限
・15万円で約200kmが搬送目安
・ガス欠時は10L・年1回
・移動費用2万円、宿泊1万円
・ワイドなら移動5万円、宿泊3万円
・代車特約でALSOK現場急行サービス
・ペット治療費5万円、葬祭費10万円
特に、車の使い方が変わりやすい人、ロードサービスを重視する人、ペットを車に乗せる人には比較しやすい保険です。
共栄火災の注意点・デメリット
共栄火災は代理店型の自動車保険です。
そのため、インターネットだけで契約するダイレクト型と比べると、保険料だけでは高くなる場合があります。
一方、使用目的を問わない設計や、ロードサービス、代理店相談など、価格だけでは比較しにくいメリットがあります。
「共栄火災独自のサービスに、他社との保険料差だけの価値があるか」で判断すると分かりやすいでしょう。
また、ALSOK現場急行サービスやKAPくるまる・ワイドは、所定の特約をセットした場合に利用できます。
すべての契約で同じサービスを利用できるわけではありません。
共栄火災が向いている人
・代理店に相談しながら補償を決めたい
・車の使用目的が途中で変わる可能性がある
・レッカー距離を重視したい
・事故や故障後の移動・宿泊費も重視したい
・ALSOKの事故現場急行に魅力を感じる
・犬や猫を車に乗せることが多い
・保険料の安さを最優先したい
・代理店での相談が不要
・インターネットだけで契約を完結したい
・ロードサービスや独自特約をあまり必要としない
共栄火災の保険料は同条件で比較する
KAPくるまるは使用目的による保険料差がないため、他社とは保険料の決まり方そのものが異なる場合があります。
比較するときは、
・人身傷害
・車両保険
・免責金額
・代車費用補償特約
・弁護士費用特約
・運転者条件
などをできるだけ同じ条件にします。
そのうえで、ロードサービスや代理店サポートまで含めて比較すると、保険料差の意味が分かりやすくなります。
共栄火災を検討中なら他社の保険料も確認
共栄火災の使用目的を問わない仕組みやロードサービスに魅力を感じても、他社の保険料を確認しておくと判断しやすくなります。
一括見積もりを使う目的は、一番安い会社へ必ず変更することではありません。
共栄火災のロードサービスや代理店サポートに対して、他社との保険料差を払う価値があるかを確認するためにも使えます。
共栄火災で必要な補償を決めたうえで、他社もできるだけ近い条件で見積もると、ロードサービスや使用目的を問わない設計にどれだけの保険料差があるのか確認できます。
インズウェブで自動車保険を無料一括見積もり
現在の保険証券・更新案内・車検証を用意しておくと、補償条件をそろえて比較しやすくなります。
共栄火災についてよくある質問
共栄火災のロードサービスは全契約に付いていますか?
原則として、共栄火災の自動車保険にはロードサービス「助っ人くん」がセットされています。
レッカーは何kmまで?
通常は費用基準で15万円までです。自家用普通乗用車で搬送だけを行う場合、約200kmが目安です。
事前に共栄火災へ連絡し、指定修理工場等へ搬送する場合は距離無制限です。
ガス欠時は何リットルまで?
10Lで、原則として年1回です。
事故後の移動費用はいくらまで?
通常は1名2万円までです。KAPくるまる・ワイドでは1名5万円までに拡大します。
宿泊費はいくらまで?
通常は1名1万円までです。KAPくるまる・ワイドでは1名3万円までです。
弁護士費用はいくらまで?
弁護士費用等は300万円まで、法律相談費用は10万円までです。
ペットも自動車保険で補償できますか?
「くるまるペットくん」をセットすると、犬・猫について、治療費5万円まで、葬祭費10万円まで、飼い主入院時の預託費用10万円までなどを補償できます。
車の使用目的が変わったら連絡が必要?
KAPくるまるでは、使用目的による保険料差がなく、保険期間途中で使用目的が変わった場合も使用目的変更の通知は不要です。
まとめ|共栄火災は使用目的を問わない設計とロードサービスに注目
共栄火災の「KAPくるまる」は、対人・対物・人身傷害といった基本補償に加えて、使用目的を問わない保険料設計や、充実したロードサービスが特徴の代理店型自動車保険です。
| 項目 | 主な数字 |
|---|---|
| 事故受付 | 24時間365日 |
| レッカー | 15万円まで |
| 搬送距離の目安 | 約200km |
| 指定先搬送 | 距離無制限 |
| 故障現場修理 | 30分以内 |
| ガス欠 | 10L・年1回 |
| 移動費用 | 1名2万円(ワイド5万円) |
| 宿泊費用 | 1名1万円(ワイド3万円) |
| 弁護士費用 | 300万円まで |
特に、使用目的による保険料差なし、指定修理工場へのレッカー距離無制限、ペット向け補償は、共栄火災を他社と比較するときに確認したいポイントです。
一方、保険料が自分にとって妥当かは、同じ補償条件で他社と比較して初めて判断できます。
