東京海上日動の自動車保険|補償内容・特約・ロードサービスを詳しく解説

東京海上日動の個人向け自動車保険が「トータルアシスト自動車保険」です。

東京海上日動を検討するとき、「大手だから安心」「事故対応が良さそう」といったイメージだけでは、本当に自分に合っているのか判断しにくいでしょう。

そこで重要なのが、実際の補償額・支払限度額・利用できる日数を具体的な数字で確認することです。

東京海上日動の主な数字

・ロードアシストは24時間365日対応
・レッカー搬送+緊急時応急対応は原則15万円まで
・レンタカー費用は日額5,000円・7,000円・10,000円
・弁護士費用は1事故・1名につき300万円まで
・入院時選べるアシストは最高180万円
・車両全損時諸費用は車両保険金額の10%、上限20万円

東京海上日動の特徴は、対人・対物・人身傷害・車両保険といった基本補償だけではありません。

「ロードアシスト」「入院時選べるアシスト」「メディカルアシスト」「介護アシスト」など、事故や故障が起きた後まで支えるサービスが用意されています。

この記事では、東京海上日動の「トータルアシスト自動車保険」について、補償内容・特約・事故対応・ロードサービスを具体的な金額や日数を交えて紹介します。

ご確認ください
本記事は主に2026年10月1日以降始期契約の内容を基準にしています。契約の始期日、車種、契約条件などによって補償内容が異なる場合があります。契約時には東京海上日動の最新のパンフレット・重要事項説明書・約款をご確認ください。

東京海上日動「トータルアシスト」の主な補償を数字で確認

まず、東京海上日動で特に確認しておきたい補償・サービスを数字で見てみましょう。

補償・サービス 主な内容
ロードアシスト24時間365日
レッカー+応急対応原則15万円まで
事前承認した搬送先へのレッカー搬送費用の限度額を適用せず補償
レンタカー費用日額5,000円・7,000円・10,000円
レンタカー補償日数事故・盗難30日、故障15日
弁護士費用1事故・1名300万円まで
法律相談費用1事故・1名10万円まで
入院時選べるアシスト3日以上の入院から対象・最高180万円
車両全損時諸費用車両保険金額の10%・上限20万円・下限10万円

「補償が充実している」という言葉だけでは違いが分かりませんが、実際の金額・日数まで見ると東京海上日動の特徴が分かりやすくなります。

東京海上日動の「トータルアシスト自動車保険」とは?

「トータルアシスト自動車保険」は、東京海上日動の個人向け総合自動車保険です。

基本となるのは、次の3つです。

1.相手方への賠償
対人賠償責任保険・対物賠償責任保険など

2.自分や同乗者への補償
人身傷害保険など

3.自分の車への補償
車両保険・車両関連特約など

さらに東京海上日動では、レッカー搬送、レンタカー、入院時の諸費用、弁護士費用、医療相談など、事故後に発生するさまざまな負担へ備える仕組みがあります。

「事故で保険金が支払われる」だけでなく、事故後の生活まで含めて支えるというのがトータルアシストの特徴です。

相手方への補償

対人賠償責任保険

契約車両の事故で他人を死亡させたり、ケガをさせたりして法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険等で支払われる金額を超える部分を補償します。

重大事故では賠償額が非常に高額になることがあるため、東京海上日動では対人賠償の保険金額を「無制限」とすることを推奨しています。

対物賠償責任保険

相手の車、建物、塀、店舗などを壊し、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償します。

対物事故でも、高額車や店舗・設備などへの事故では賠償額が大きくなることがあるため、こちらも「無制限」が推奨されています。

さらに、相手車両の時価額を超える修理費が発生した場合に備える「対物超過修理費特約」もあります。

自分や同乗者への補償

人身傷害保険

人身傷害保険は、自分や同乗者などが自動車事故で死傷した場合に備える補償です。

治療費だけではなく、休業損害、精神的損害、後遺障害による逸失利益など、約款上の基準に基づいて損害を補償します。

東京海上日動で特徴的なのは、人身傷害保険だけで終わらず、入院後の負担にも備える仕組みがあることです。

入院時選べるアシストは3日以上の入院で利用可能

「入院時選べるアシスト特約」は、人身傷害保険の保険金を支払える事故で3日以上入院した場合に利用できます。

支払限度額

入院3日目:10万円
その後:入院10日経過ごとに10万円ずつ加算
10日未満の端数:退院時に1日につき1万円

上限は180万円です。

対象となるメニューには、差額ベッド代、ホームヘルパー、タクシー・駐車場費用などがあります。

事故が起きる前に使い道を決めるのではなく、実際に入院してから必要なサービスを選べる点が特徴です。

東京海上日動の車両保険

東京海上日動では、契約車両の損害に備える車両保険として、補償範囲の広い「一般条件」と、補償する事故を限定した「エコノミー車両保険」などがあります。

一般条件では、車同士の衝突だけでなく、単独事故、当て逃げ、盗難、いたずら、飛来物との衝突、台風・洪水など幅広い損害に備えられます。

注意
地震・噴火・津波や、車そのものの故障など、通常の車両保険では補償対象外となる損害もあります。

車両全損時諸費用は車両保険金額の10%

契約車両が全損した場合、車両保険金とは別に、車両全損時諸費用保険金が支払われる場合があります。

支払額は車両保険金額の10%、上限20万円・下限10万円です。

例:車両保険金額150万円
150万円 × 10% = 15万円

例:車両保険金額300万円
300万円 × 10% = 30万円ですが、上限があるため20万円

年数の経った車には「車両全損時復旧費特約」

車は年数が経過すると時価が下がり、車両保険金額も低くなっていきます。

その結果、全損時に「車両保険金だけでは同程度の車に買い替えられない」ことがあります。

東京海上日動には、このようなケースに備える「車両全損時復旧費特約」があります。

復旧費用限度額は、

「車両保険金額の2倍」
または
「車両保険金額+100万円」

いずれか低い金額

たとえば車両保険金額80万円なら、80万円×2=160万円、80万円+100万円=180万円となるため、復旧費用限度額は160万円です。

車両保険金額120万円なら、120万円×2=240万円、120万円+100万円=220万円となるため、限度額は220万円です。

新しい車には「車両新価保険特約」

新車や比較的新しい車では、「車両新価保険特約」も確認しておきたい補償です。

事故で修理不能となった場合など、一定の大きな損傷を受けたときに、新車への買い替え費用などを協定新価保険金額まで補償する仕組みです。

新車購入後は車の時価が下がっていくため、通常の車両保険だけで全損時の買い替えに十分なのかを考える必要があります。

東京海上日動のロードサービス「ロードアシスト」

東京海上日動では、ロードサービスを「ロードアシスト」と呼んでいます。

24時間365日対応で、事故・故障などで契約車両が走行不能になった場合にレッカー搬送や緊急時の応急対応を受けられます。

レッカーは「50kmまで」ではなく原則15万円基準

インターネット上には「東京海上日動のレッカーは50kmまで」といった過去の情報も残っています。

しかし、2026年10月1日以降始期契約では、単純な距離基準ではありません。

現在の基本的な考え方

車両搬送費用 + 緊急時応急対応費用を合わせて
1回の事故等につき15万円まで

さらに、搬送する修理工場等について東京海上日動が事前に承認した場合には、レッカー搬送に必要な費用について15万円の限度額を適用しません。

レッカーが必要なときは、自分で業者や搬送先を決めてしまう前に東京海上日動へ連絡することが重要です。

バッテリー上がり・鍵閉じ込みなどにも対応

ロードアシストでは、レッカーだけでなく、状況に応じて次のような緊急時応急対応も受けられます。

・バッテリー上がり時のジャンピング
・インロック時の鍵開け
・スペアタイヤへの交換
・その他、対象となる緊急時の応急対応

部品代・消耗品代・電気代などは対象外となる場合があります。

レンタカー費用は日額最大1万円

事故や故障で車が使えなくなった場合、修理費とは別に問題になるのが「修理中の移動手段」です。

東京海上日動では、レンタカー費用の日額を5,000円・7,000円・10,000円から設定できます。

補償日数の上限は、事故・盗難30日まで、故障15日までです。

日額10,000円の設定で事故により30日間レンタカーを利用した場合、単純計算では最大30万円相当のレンタカー費用枠になります。

実際の支払額は利用条件や実費などによります。

弁護士費用は1名300万円まで

東京海上日動には弁護士費用特約があります。

特に役立つ可能性があるのが、信号待ち中の追突など、自分に責任がない「もらい事故」です。

相手方への損害賠償請求などに必要な弁護士費用について、1事故・補償対象者1名につき300万円まで補償されます。

さらに、法律相談費用は別に、1事故・1名につき10万円まで補償されます。

注意
弁護士への依頼や法律相談、費用の支払いを行う場合は、事前に東京海上日動へ確認してください。

メディカルアシスト・介護アシスト

東京海上日動の「トータルアシスト」は、車そのものへの補償だけではありません。

メディカルアシストでは医療に関する電話相談、介護アシストでは契約者や家族が抱える介護の悩みに関する相談サービスが用意されています。

直接「修理代がいくら出る」という補償ではありませんが、事故や日常生活を含めて相談できる仕組みも東京海上日動の特徴です。

東京海上日動の割引制度

東京海上日動では、車や契約者の条件によって複数の割引があります。

割引割引率の例
ASV割引9%
Eco割引3%
新車割引条件により最大41%
ゴールド免許割引条件により最大18%

新車なら一律41%、ゴールド免許なら一律18%という意味ではありません。

対象となる補償や運転者条件などによって割引率が変わるため、実際の保険料は見積もりで確認する必要があります。

東京海上日動のメリット

東京海上日動で注目したいポイント

・ロードアシストは24時間365日
・レッカー+応急対応は原則15万円
・条件を満たすレッカー搬送は限度額を適用しない
・レンタカーは事故なら30日まで
・弁護士費用は300万円まで
・入院時選べるアシストは最高180万円
・全損時の買い替え・復旧に備える特約がある

特に、車の修理だけでなく事故後の移動・入院・法律相談までまとめて備えたい人には比較する価値があります。

東京海上日動の注意点・デメリット

一方、すべての人に東京海上日動が最適とは限りません。

東京海上日動は代理店型の自動車保険です。

インターネットを中心に契約するダイレクト型自動車保険とは、販売方法やサポートの仕組みが異なります。

そのため、補償・サポートに対して保険料差を払う価値があるかという視点で考えることが重要です。

また、特約が豊富だからといって、すべて付ければよいわけではありません。

火災保険や家族の自動車保険に同種の補償が付いていると、弁護士費用や個人賠償などが重複することがあります。

東京海上日動はどんな人に向いている?

東京海上日動が向いている人

・代理店へ相談しながら補償を決めたい
・事故時のサポートを重視したい
・新車や高額車の車両補償をしっかり考えたい
・ロードサービスやレンタカーまで備えたい
・弁護士費用や事故後の生活まで含めて備えたい
他社も比較した方がよい人

・保険料をできるだけ抑えたい
・対面相談をほとんど必要としない
・必要最低限の補償だけでよい
・ダイレクト型自動車保険にも抵抗がない

東京海上日動の保険料は高い?自分の条件で比較することが重要

ここまで補償を確認すると、東京海上日動はかなり手厚く感じるかもしれません。

しかし、最終的に重要なのは、

「この補償内容で、自分の場合はいくらになるのか」

です。

自動車保険料は、年齢、等級、車種、型式、使用目的、免許証の色、運転者の範囲、車両保険の有無などによって変わります。

そのため、他の人が「東京海上日動は高かった」「○○損保の方が安かった」と言っていても、自分にも同じ結果になるとは限りません。

一括見積もりは「安い会社へ乗り換えるため」だけに使うものではない

一括見積もりというと、「一番安い保険会社を探すサービス」というイメージがあるかもしれません。

しかし、東京海上日動を検討している人には、もう少し違う使い方がおすすめです。

おすすめの比較方法

1.東京海上日動で必要な補償を決める
2.他社でもできるだけ近い条件を設定する
3.保険料差を確認する
4.東京海上日動のサポートに差額を払う価値があるか判断する

たとえば他社との差が年間数千円程度なら、東京海上日動の事故対応や各種アシストを重視して継続する考え方もあります。

反対に大きな差が出た場合は、「なぜ安いのか」「どの補償が違うのか」を確認してから判断すればよいでしょう。

東京海上日動を検討中なら他社の保険料も確認

東京海上日動を第一候補としている場合でも、契約・更新前に一度他社の見積もりを確認しておくと判断しやすくなります。

東京海上日動の保険料は本当に高い?

東京海上日動で希望する補償を基準に、他社でも近い条件で見積もると、補償内容に対して現在の保険料が妥当か判断しやすくなります。

見積もりを取ったからといって、必ず保険会社を変更する必要はありません。

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現在の保険証券・更新案内・車検証などを手元に用意しておくと比較しやすくなります。

東京海上日動についてよくある質問

東京海上日動のロードサービスは何kmまで無料?

2026年10月1日以降始期契約では、単純な「○kmまで無料」という基準ではありません。

レッカー搬送費用と緊急時応急対応費用を合わせて原則15万円までです。

搬送先について東京海上日動が事前承認した場合には、レッカー搬送費用について限度額を適用しません。

ロードサービスは24時間対応?

24時間365日対応です。

事故・故障時のレッカー搬送や、対象となる応急対応を受けられます。

弁護士費用はいくらまで?

損害賠償請求などに必要な弁護士費用は、1事故・1名につき300万円までです。

法律相談費用は別に、1事故・1名につき10万円まで補償されます。

レンタカーは何日まで?

日額は5,000円・7,000円・10,000円から設定します。

補償日数は事故・盗難30日、故障15日までです。

車が全損した場合の追加補償は?

車両全損時諸費用では、車両保険金額の10%、上限20万円・下限10万円が基準となります。

契約条件によっては、車両全損時復旧費特約や車両新価保険特約も検討できます。

東京海上日動は安い?

一概にはいえません。

年齢、等級、車種、運転者条件、車両保険などによって保険料が変わるため、同程度の補償条件で他社と見積もりを比較する方法が確実です。

まとめ|東京海上日動は補償の数字と保険料をセットで判断

東京海上日動の「トータルアシスト自動車保険」は、基本的な賠償・人身・車両補償だけでなく、事故や故障の後に発生する負担まで考えられています。

項目主な数字
ロードアシスト24時間365日
レッカー+応急対応原則15万円まで
レンタカー日額最大10,000円
レンタカー期間事故30日・故障15日
弁護士費用300万円まで
法律相談費用10万円まで
入院時選べるアシスト最高180万円
全損時諸費用車両保険金額の10%・上限20万円

東京海上日動を選ぶときは、単に「大手だから安心」というイメージだけではなく、これらの具体的な補償内容が自分に必要なのかを確認することが大切です。

そして最後に、

その補償内容に対して、自分の保険料はいくらになるのか

まで確認しましょう。

契約・更新前に他社の保険料も確認

東京海上日動を継続する場合でも、他社の保険料を知っておけば、現在の保険料が妥当なのか判断しやすくなります。

安ければ必ず乗り換えるのではなく、東京海上日動の補償・サポートに保険料差だけの価値があるかを確認するための比較です。

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