落輪引き上げ・脱輪引き出し

落輪引き上げ・脱輪引き出し

自動車を運転していると、思わぬトラブルに遭遇することがあります。中でも、狭い道での側溝への脱輪や、雪道・ぬかるみでの落輪は、ドライバーにとってよくあるトラブルの一つです。

こうした際に頼りになるのが、自動車保険に付帯されているロードサービス「落輪引き上げ・脱輪引き出し」対応です。本記事では、その内容や注意点を詳しく解説します。

「落輪」「脱輪」とは

自動車保険やロードサービスの説明でよく登場する「落輪(らくりん)」と「脱輪(だつりん)」という言葉。

どちらも、車のタイヤが道路の外に外れてしまった状態を指しますが、状況や使われ方に若干の違いがあります。以下では、それぞれの意味や使われ方をより詳しく解説します。

■ 落輪(らくりん)とは

「落輪」とは、車の片輪または両輪が道路の外に落ちた状態をいいます。道路脇の側溝や段差、ぬかるみなどにタイヤが落ち込み、自力での走行が難しくなるケースが一般的です。

代表的な状況

  • 狭い道路を通行中、ハンドル操作を誤って片輪が側溝に落ちた
  • 駐車場の出入口で段差を超え損ね、タイヤが縁石から落ちた
  • 雪道や泥道でタイヤが滑って溝にはまった

このような場合、車は完全に転倒していなくても、動かそうとするとさらに深く落ちたり、タイヤやサスペンションを損傷する危険があります。そのため、ロードサービスによる引き上げ作業が必要になります。

■ 脱輪(だつりん)とは

「脱輪」は、車のタイヤが道路の縁から外れてしまった状態を指し、広い意味では「落輪」とほぼ同じです。
ただし、「脱輪」は事故報告や法令上の用語として使われることが多く、交通事故の一種として扱われる場合もあります。

代表的な状況

  • 道路脇の側溝に片側の車輪が完全に落ちた
  • カーブでハンドルを切りすぎて車が路肩から外れた
  • タイヤが縁石を乗り越えて脱落し、車体が傾いた

警察や保険会社への報告では、「脱輪事故」「脱輪による通行止め」などの表現が使われます。

脱輪の程度によっては車両が動けなくなり、レッカー移動が必要となるケースもあります。

■ 落輪と脱輪の違い(ニュアンスの差)

項目 落輪 脱輪
意味 タイヤが道路の外に落ちた状態 タイヤが道路の縁から外れた状態
ニュアンス 状況説明的な表現 事故や故障の分類で使われることが多い
使用される場面 ロードサービス・整備関係 事故報告・警察用語・ニュースなど
車の状態 自力で動かせないことが多い 状況によっては走行不能・転倒の恐れも

実際の現場では、どちらも「車のタイヤが落ちた状態」という意味でほぼ同義として扱われることが多いです。ロードサービスや保険のサポートでも、区別なく「落輪・脱輪引き上げ」とまとめて案内されます。

用語の使われ方の例
  • 「道路脇の側溝に落輪したため、ロードサービスを依頼した」
  • 「交差点で脱輪し、通行止めが発生した」
  • 「落輪によって車体が傾き、走行不能となった」

このように、落輪=タイヤが落ちた状態脱輪=道路から外れた・外れそうな状態と理解しておくとイメージしやすいでしょう。

ロードサービスでの対応内容

車が道路脇の溝や段差に落ちて動けなくなった場合、自動車保険に付帯するロードサービスでは「落輪引き上げ」や「脱輪引き出し」として救援作業を行ってくれます

ここでは、その実際の作業内容や流れ、対応範囲を詳しく説明します。

■ 基本的な対応の流れ

  1. ロードサービスへの連絡
    • 保険証券やアプリ、ロードサービス専用ダイヤルから連絡します。
    • オペレーターが以下の内容を確認します。
      • 現場の場所(住所・目印)
      • 車の状況(どのタイヤが落ちたか、傾きの程度など)
      • 車種やナンバー
      • 安全な位置にいるかどうか(車外に避難しているか)
  2. 出動・現場到着
    • 提携しているレッカー業者やロードサービス隊員が現場に急行します。
    • 到着までの目安は、都市部で30分〜1時間程度、郊外では1〜2時間ほどかかることがあります。
  3. 現場確認と作業方法の判断
    • 現地で車の落ち方や周囲の地形を確認し、どの方法で引き上げるかを判断します。
    • 道路幅、段差の深さ、車の重量などによって使用する機材が異なります。
  4. 引き上げ・引き出し作業
    • 車体を傷つけないよう慎重に作業を行い、道路上へ戻します。
    • 状況に応じて、以下のような機材が使われます。

■ 使用される主な作業機材と方法

機材 用途・作業内容
ウインチ(電動・油圧式) ロープやワイヤーを巻き取って車を引き上げる基本装備。軽度の落輪に最も多く使われる。
クレーン(ブーム付きレッカー) 車体が大きく傾いている、または溝が深い場合に使用。車を吊り上げて安全に戻す。
ジャッキ・スロープ タイヤが軽く落ちているだけのときに使用。小規模な持ち上げで脱出可能。
補助用マット・木板 タイヤが滑る・空転する場合に設置し、グリップを確保して脱出を補助。
四輪牽引機(ドーリーホイール) タイヤが破損して動けない場合に使用し、車を安全に牽引する。

作業員は車体の下に潜ることもあるため、安全のため作業中は車に近づかないことが求められます。

無料対応となる範囲(一般的な保険会社の例)

ほとんどの保険会社では、次のような条件であれば無料対応になります。

  • 道路から1メートル以内の落輪または脱輪
  • 作業時間が30分以内で完了
  • 特殊機材(大型クレーンなど)を使用しない
  • 車体が転倒していない、または損傷が軽微

この範囲を超える場合は「重作業」扱いとなり、以下のような追加料金が発生することがあります。

  • 深い側溝や崖下などの2メートル以上の落下
  • 車体が横転・転覆している場合
  • 車の重量が3トンを超える場合(大型SUV・キャンピングカーなど)

追加費用は数千円〜数万円になることもあるため、契約時に「無料対応範囲」を確認しておくことが重要です。

■ 作業後の対応

引き上げが完了した後、次の点を確認します。

  • 車が安全に走行できるか(ハンドル操作・タイヤの変形・オイル漏れなど)
  • 車体の下部に損傷がないか
  • エンジンがかかるか

もし車の損傷が大きく、自走が難しい場合はそのまま**レッカー移動(けん引サービス)が利用できます。
多くの保険では、指定修理工場まで
無料で搬送(10〜50km程度)**が含まれています。

【注意点とアドバイス】

  • 無理に自力で脱出しようとすると、タイヤやサスペンションの損傷、さらなる脱輪の危険があります。
  • 雪道やぬかるみの場合、タイヤが空転して溝が深くなり、状況を悪化させることもあります。
  • まずは車を安全な位置に停め、ハザードランプを点けてロードサービスを呼ぶことが最優先です。
  • 道路外(田んぼ、私有地、林道など)は保険適用外の場合があるため、場所を正確に伝えるようにしましょう。

無料対応の範囲(一般的な目安)

自動車保険のロードサービスには「落輪引き上げ・脱輪引き出し」の対応が含まれていますが、すべての状況が無料になるわけではありません

多くの保険会社では、作業の難易度や現場の状況によって「無料」「一部有料」の区分を設けています

以下では、一般的な無料対応の範囲を詳しく解説します。

■ 基本的な無料対応条件

保険会社ごとに細かな違いはありますが、次の条件に該当する場合はほとんどのケースで無料です。

1. 道路からの落差が1メートル以内

  • 車のタイヤが道路の縁から1メートル以内に落ちている程度なら、標準のウインチ作業で引き上げ可能です。
  • 道路脇の側溝や段差に片輪〜二輪程度が落ちた場合がこの範囲に含まれます。
  • 深い溝や崖下など、ウインチケーブルが届かない場合は対象外になります。

2. 作業時間が30分以内で完了

  • 作業員1〜2名で30分程度の軽作業で完了する場合、基本的に無料となります。
  • 車両の姿勢が比較的安定していて、引っ張るだけで脱出できる状態が目安です。

3. 特殊機材を使用しない

  • 通常のウインチやロープ、補助マットなどで引き上げ可能な場合は無料対応。
  • ただし、以下のような特殊装備を使う場合は有料になることがあります。
    • クレーンで吊り上げる作業
    • 牽引車を2台以上出動させる
    • 深い泥や雪での長時間作業

4. 公道または保険適用範囲内の場所

  • 基本的に「公道上または公道に面した場所」での作業が対象です。
  • 私有地・林道・農道・海辺などは、保険のロードサービス対象外となる場合があります。
  • 対象外の場所で作業を行う場合は、出張費や人件費が自己負担になります。

5. 車両重量が普通車クラス(3トン未満)

  • 一般的な乗用車・軽自動車・SUVクラスまでが標準対応です。
  • 大型車(キャンピングカー、トラックなど)は対応できない場合や、重量超過料金が発生することがあります。

■ 無料対応の具体的な作業例

状況 対応内容 費用
片輪が側溝に落ちた ウインチで引き上げ 無料
二輪が路肩に脱輪 ワイヤーで引き出し 無料
車が泥道でスタック タイヤ下にマット設置後、牽引 無料(軽度)
道路から約80cm下の溝に脱輪 ウインチ作業(30分以内) 無料
車が1.5m以上の斜面下に落下 クレーン車使用 有料
横転や転落で車体が傾いている 安定化+吊り上げ作業 有料

【有料になるケース(無料範囲外)】

無料範囲を超えた場合は、追加料金が発生することがあります。
金額は作業規模によって異なりますが、数千円から数万円程度が目安です。

  • 道路からの落差が1メートルを超える場合
  • 作業時間が30分を大きく超える場合
  • クレーンなど重機を使用する場合
  • 車両が完全に横転・転落している場合
  • 私有地・農地・林道など、ロードサービス非対応地域での作業
  • 雪道・泥道での深いスタック脱出

保険会社によっては「1メートル以内でも地形が急斜面の場合」や「車両の一部が埋没している場合」は有料扱いになることがあります。

■ 各保険会社の代表的な無料範囲(例)

保険会社 無料対応の範囲
東京海上日動 落輪1メートル以内、30分程度まで無料
ソニー損保 道路から1メートル以内の脱輪は無料、超えると実費
三井住友海上 基本作業30分以内無料、特殊作業は別料金
SBI損保 軽度の脱輪(片輪・二輪)なら無料、重度は有料
チューリッヒ保険 公道上の軽度脱輪無料、深い側溝は有料

【利用前に確認しておくべきポイント】

  • 契約している保険のロードサービス条件(無料範囲・距離・回数)
  • 出動回数制限(年1回のみ無料など)
  • 作業後にレッカー移動が必要な場合の距離制限
  • 夜間・山間部などでの別途費用(出張費・高速代)

注意点

車の運転中、狭い道路で片輪が側溝に落ちたり、雪道やぬかるみで車が動けなくなる「落輪・脱輪」は、誰にでも起こりうるトラブルです。

そんなとき頼りになるのが、自動車保険に付帯するロードサービスですが、利用時には安全面や費用面で注意すべき点があります

ここでは、落輪・脱輪時にロードサービスを呼ぶ際の具体的な注意点を詳しく解説します。

安全確保と現場対応

落輪・脱輪時の最優先事項は「人の安全」です。慌てて車を動かそうとする前に、以下の点を確認しましょう。

  • 同乗者を安全な場所へ避難させる
  • ハザードランプを点灯させ、後続車へ異常を知らせる
  • 発炎筒や停止表示板を車の後方に設置(高速道路では100m以上後方が目安)
  • 夜間・悪天候時は反射ベストなどで自身の存在を知らせる
  • 路肩やガードレール付近に立たない。車外に出る際は交通の流れを確認してから行動する

安全が確保できたら、速やかにロードサービスへ連絡します。

【ロードサービスへの連絡時の注意】

連絡時には、以下の情報をできるだけ正確に伝えることで、迅速な対応が可能になります。

  • 車の位置情報(住所、近隣の施設名、高速道路ならキロポスト番号など)
  • 車両の状態(片輪落ち・二輪落ち・傾いているなど)
  • 周囲の状況(溝の深さ、路面の状態、通行量など)
  • 車種・ナンバー・色などの車両情報
  • 損傷やオイル漏れの有無

けん引後の搬送先(修理工場や自宅など)をあらかじめ伝えておくと、作業がスムーズに進みます。

自力で脱出を試みないほうが良いケース

落輪や脱輪をした際、自力で脱出を試みると、状況を悪化させることがあります。次のような場合は特に注意が必要です。

  • タイヤが空転して地面を掘ってしまうような土や雪の路面
  • 車体が大きく傾いている、または車の下部が地面に接触している
  • 車輪が浮いており、駆動輪が路面に接していない
  • エンジンや足回りから異音がする
  • オイル漏れ、液漏れ、ガソリン臭がある

無理に動かすと、サスペンションやドライブシャフト、オイルパンなどを破損するおそれがあります。安全のため、専門業者の到着を待つのが賢明です。

【車両構造に関する注意点】

車の種類や構造によっては、けん引や引き上げの方法が異なります。誤った方法で作業を行うと、重大な損傷を招くことがあります。

  • 4WD・AWD車:前後輪の回転差があるため、けん引方法を誤るとトランスファやデフを損傷する可能性がある
  • AT・CVT車:長距離けん引に不向きな場合がある。取扱説明書の指示に従う
  • 電子パーキングブレーキ車:解除手順が特殊な車種もあるため、無理に解除しない
  • ハイブリッド車・EV車:高電圧系統に触れると感電の危険がある。水没や浸水後は絶対に触れない
  • 車高が低い車:ウインチ作業や積載車移動が必要な場合がある

車種や機構をロードサービスに正確に伝えることで、適切な機材を持った業者が出動できます。

【有料になる場合の注意】

多くの保険では軽度の落輪・脱輪は無料で対応しますが、以下の条件に当てはまると有料になることがあります。

  • 道路からの落差が1メートルを超える
  • 作業時間が30分を超える
  • クレーン車など特殊機材を使用する
  • 夜間・早朝・山間部など、通常対応外の時間帯や場所
  • 公道以外(私有地、農地、林道など)での作業
  • 車が横転・転落している場合

費用が発生する可能性がある場合は、作業前に見積もりを確認しておくことが大切です。

【高速道路や幹線道路での注意点】

高速道路での脱輪・落輪は非常に危険です。以下の対応を徹底しましょう。

  • 車を可能な限り左側路肩に寄せて停止する
  • ハザードランプを点けたまま、全員ガードレールの外側へ退避
  • 非常電話または携帯電話で「高速道路管理会社」や「警察」に連絡
  • 路上での停止表示板の設置は、危険な場合は無理に行わない

ロードサービスが到着するまで、車に戻らないことが原則です。

【事前準備と契約内容の確認】

落輪・脱輪は突然起こるため、日頃から以下を確認しておくと安心です。

  • 保険証券または保険アプリにロードサービスの連絡先を登録
  • 無料対応範囲(作業時間、落差、回数制限、けん引距離)を把握しておく
  • 反射ベスト、懐中電灯、停止表示板、軍手などを車に常備
  • 保険証券・車検証のコピーを車内に保管
  • スマートフォンの位置情報サービスをオンにしておく

このような備えがあるだけで、実際にトラブルに遭った際の対応が大幅にスムーズになります。

主な保険会社の対応例

自動車保険に付帯するロードサービスは、事故や故障の際に大きな助けとなる存在です。

特に「落輪」や「脱輪」など、思わぬトラブルに見舞われたときに引き上げ・引き出し作業を行ってくれるサービスは、多くの保険会社で標準的に提供されています。

しかし、各社によって「無料対応の範囲」や「作業条件」「距離制限」などの内容には違いがあります。ここでは、主要な保険会社の対応内容を詳しく比較・解説します。

1. SBI損保の対応内容

SBI損保のロードサービスは、比較的柔軟で幅広い対応範囲が特徴です。

  • 対象状況:側溝や縁石への落輪、雪道・砂地でのスタックなど
  • 無料範囲:落輪引き上げ費用として「2万円(税込)まで」
  • 作業内容:ウインチによる引き上げ、軽度な引き出し作業
  • 注意点
    • 自力で脱出を試みて状態が悪化した場合は対象外になることがある
    • 「契約車両のみ」が対象(代車・他人名義車は対象外)
    • 重機使用や特殊作業が必要な場合は有料

SBI損保は、軽度の脱輪・スタックに関しては迅速かつ無料で対応できるケースが多い保険会社です。

2. 三井ダイレクト損保の対応内容

三井ダイレクト損保では、明確に費用上限や距離制限を設定しています。

  • 無料範囲
    • 「落輪引き上げ費用 2万円(税込)まで」
    • 「けん引距離:提携修理工場まで無制限/指定工場まで100km」
  • 対象状況:落輪・脱輪・雪道スタック
  • 特徴
    • 落輪以外にも「雪道・ぬかるみからの引き出し作業」も対象
    • 作業時間や地形によっては追加費用が発生
    • 提携修理工場までの搬送距離が長く、利便性が高い

費用の上限が具体的に設定されているため、利用前に条件を把握しておくことで安心して依頼できます。

3. ソニー損保の対応内容

ソニー損保は、ロードサービス全体の品質に定評があり、全国どこでも対応可能な体制を整えています。

  • 無料範囲
    • 提携修理工場までのけん引距離「無制限」
    • 落輪・縁石乗り上げなどの軽度な引き上げ・引き出し作業は無料
  • 対象作業:軽度な脱輪、縁石乗り上げ、スタックなど
  • 注意点
    • 特殊作業(クレーン・吊り上げなど)は有料になる場合あり
    • 落差が大きい場合や深い溝は対象外となるケースがある
    • 詳細な金額上限は公式約款で確認が必要

ソニー損保は「距離無制限けん引」などの基本サービスが手厚く、軽度の脱輪なら追加費用なしで対応されるケースが多いです。

4. チューリッヒ保険の対応内容

チューリッヒ保険は、ロードサービスが充実していることで知られています。無料対応範囲も比較的広いのが特徴です。

  • 無料範囲
    • 軽度な脱輪・落輪(道路上1メートル以内)
    • タイヤ本数に制限なしで対応可能
    • けん引距離は100kmまで無料
  • 有料対象
    • 「落車(崖下転落など)」や「クレーン使用を要する作業」
    • 全輪落輪や車体の転倒など重度のケース
  • 特徴
    • 夜間・休日でも24時間対応
    • 路肩でのスタックや雪道での埋まりにも柔軟に対応

チューリッヒは、軽度の落輪に関しては非常に手厚い対応をしており、費用負担が発生するケースは比較的少ないのが特徴です。

5. 東京海上日動の対応内容

老舗の東京海上日動では、事故時の対応品質が高く、ロードサービスも安定しています。

  • 無料範囲
    • 落輪・脱輪が「道路から1メートル以内」である場合
    • 作業時間が30分以内に完了する場合
  • 対象外・有料例
    • 深い側溝・崖下など、重機を使う作業
    • 車体が横転・転落している場合
  • 特徴
    • 全国の提携業者ネットワークが広く、対応スピードが早い
    • 保険代理店を通じたサポートも手厚い

特に「安全性重視」の作業を徹底しており、車体保護を優先した慎重な引き上げ作業が行われます。

各社の比較表(概要)

保険会社 無料対応範囲 有料となる主なケース けん引距離
SBI損保 落輪引き上げ2万円まで 重機使用・契約車両以外 提携工場まで無料
三井ダイレクト 落輪引き上げ2万円まで 時間超過・特殊作業 提携無制限/指定100km
ソニー損保 軽度脱輪・乗り上げ無料 クレーン使用・深溝 無制限
チューリッヒ 軽度脱輪(深さ1m以内)無料 落車・全輪脱輪 100kmまで無料
東京海上日動 1m以内・30分以内無料 横転・転落・重機使用 50km前後(契約内容による)

【利用時のポイント】

  • 契約内容を確認し、「無料範囲」と「有料条件」を把握しておく
  • 出動時に「無料対応範囲内かどうか」をオペレーターに確認する
  • クレーンや重機使用が必要と判断された場合は、費用見積りを確認してから依頼する
  • 雪道・泥道・農道など、公道以外での作業は対象外となることがある

いくら下がるのか?
下記サイトで確認してみましょう

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)