ロードサービスが手厚い保険会社まとめ

ロードサービスが手厚い保険会社まとめ

突然の故障や事故、鍵の閉じ込みやバッテリー上がりなど…車のトラブルは予測できないものです。そんな時に頼りになるのがロードサービス付きの自動車保険

各社が提供するサービスには大きな違いがあり、補償内容や対応範囲で「安心度」に差が出ます。ここでは、特に評判が高く手厚いロードサービスを提供している保険会社を厳選して紹介します。

ロードサービスの比較ポイント

自動車保険を選ぶとき、多くの人が「保険料」や「事故対応の早さ」に注目しますが、実際のトラブル現場で最も頼りになるのが“ロードサービス”です

内容によっては、事故・故障時の対応に大きな差が出ます。ここでは、失敗しない保険選びのために押さえておくべきロードサービスの比較ポイントを詳しく解説します。

1.レッカー移動の無料距離

  • 比較の核心ポイント
  • 30km・100km・150km・無制限など、保険会社ごとに差がある
  • 自宅から遠く離れた場所での事故時、無料距離が短いと高額な自己負担が発生
  • ソニー損保:150km(指定工場なら無制限)
  • アクサ損保:150km
  • 三井ダイレクト:100km

2.宿泊費・帰宅交通費の補償

  • 夜間や長距離移動中の事故・故障で必要になることが多い補償
  • 補償限度額や利用回数制限に違いあり
  • 1人あたり上限:10,000〜15,000円程度が一般的
  • 公共交通機関の利用費やタクシー代も補償対象になるか

3.応急処置・現場対応の範囲

  • パンク修理、バッテリー上がり、鍵の閉じ込みなどへの対応力
  • 応急処置時間の上限(30分〜60分)や、出動回数制限の有無にも注目
  • チューリッヒ:応急処置時間に制限なし
  • イーデザイン損保:JAFと連携でより広範囲に対応

4.ペットの宿泊費や移動費の補償

  • ペット同乗中に事故が起きた場合のサポートの有無
  • 愛犬・愛猫と一緒に車で移動する方におすすめ
対応例
  • ソニー損保、チューリッヒなどが一部対応

5.修理完了後の車両搬送・引取り費用

  • 修理後に車を受け取りに行く時間・費用を軽減できる
  • 自宅までの配送が無料で行われるかがポイント
対応例
  • SOMPOダイレクト(おとなの自動車保険):修理後の車を自宅に搬送可

6.Web・アプリによる手配の利便性

  • 専用アプリやWebページでの位置情報共有や進行状況確認ができるか
  • 深夜・圏外などでのトラブル時にストレスを軽減

JAFとの違いもチェック

事故や故障などで車が動かなくなったとき、頼りになるのが「ロードサービス」。多くの自動車保険にはロードサービスが付帯していますが、同様のサービスを提供するJAF(日本自動車連盟)に加入している人も少なくありません

この2つは似ているようで、補償範囲・対象・対応内容に明確な違いがあります。ここでは、保険のロードサービスとJAFの違いを比較し、どちらを選ぶべきかを詳しく解説します。

1.補償の“対象”の違い

比較項目 自動車保険のロードサービス JAF
対象 「契約車両」に対するサービス 「JAF会員本人」が乗るすべての車両が対象
利用制限 契約車でなければ使えない 他人の車やレンタカーでもOK
  • 自分が複数の車に乗る機会がある人(社用車、レンタカー等)→JAFが有利

2.対応内容の違い

サービス内容 保険のロードサービス JAF
バッテリー上がり
パンク修理 △(応急処置のみ) ○(スペアなしでも対応)
鍵の閉じ込み ○(対応車種が広い)
スタック救援(雪・ぬかるみ) ×〜△(契約内容による) ○(条件付き)
自宅でのトラブル対応 保険会社によっては非対応 原則○(24時間365日対応)
  • 山道・雪道など、特殊な救援が必要な場面ではJAFの方が対応範囲が広い

3.利用回数・費用の違い

比較項目 保険ロードサービス JAF
利用回数 無制限 or 年数回まで 原則無制限(回数制限なし)
年会費 保険料に含まれる 年会費4,000円(入会金2,000円)

4.その他の違い

  • JAFは非保険者でも使える(家族で共有できる)
  • JAFは割引優待(飲食店、レジャー施設など)も多数あり
  • 保険会社によっては「JAF加入者向けにロードサービスを強化」するプランもあり

【どちらを選ぶべき?】

保険のロードサービスで十分な人
  • 普段乗るのが契約している車だけ
  • 市街地走行中心で、深刻なトラブルの可能性が低い
  • 保険の補償内容が広く、年に数回の利用で足りる
JAFを検討すべき人
  • 複数の車に乗る(レンタカー・家族車など)
  • 雪道、山道などを走る機会がある
  • 年齢・技術的に運転不安があり、頻繁にサポートを使いたい
  • レジャーや旅行の割引サービスも活用したい

ロードサービスが手厚い保険会社

事故や故障はいつ起こるか分かりません。そんな時に頼りになるのが、自動車保険に含まれるロードサービス

現場での応急処置、宿泊・帰宅費用の補償、レッカー移動の無料距離など、各社に差があります。近年のランキングや特徴から、特に手厚いサービスを提供する5社をピックアップしました。

1.ソニー損保

  • 全国約10,000拠点から24時間365日対応
  • 契約1年目から無料で利用可能
  • 専用アプリで位置情報を送信しスムーズに手配
  • 宿泊・ペット宿泊・交通費・レンタカー費用も補償
  • オリコンでもロードサービス満足度1位獲得

2.三井ダイレクト損保(強くてやさしいクルマの保険)

  • 全契約にロードサービスが自動セット
  • 2年目以降はサポート内容がさらに充実
  • GPSによる正確な現場把握
  • 宿泊・帰宅費用の補償もあり

3.イーデザイン損保(&e アンディー)

  • 全国約9,300拠点から24時間365日対応
  • JAF会員なら更にグレードアップ
  • 軽微なトラブル時には故障相談サービスあり
  • 未知の土地での情報提供サービスあり

4.アクサ損保(アクサダイレクト)

  • 自宅での故障にも対応(バッテリー上がりなど)
  • 約10,000拠点から24時間対応
  • 自社修理工場ならレッカー距離無制限、他工場でも最大150 km無料
  • SMSで到着予定時間を通知

5.SOMPOダイレクト(おとなの自動車保険)

  • 全国約9,200拠点で24時間対応
  • 他のロードアシスタンスがある場合、不要分は外して保険料節約可能
  • Web手配でリアルタイム到着表示

【その他注目の保険会社と特徴】

  • そんぽ24:ペット宿泊補償あり。レッカー距離は自社工場のみ無制限
  • チューリッヒ保険(スーパー自動車保険):応急処置時間無制限、ペット宿泊・旅程キャンセル費用補償あり
  • あいおいニッセイ同和損保:自社指定工場までレッカー416 km無料、代車・引取りも手厚い

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